提案商品の成約は、お客様の成功につながる そのために仕事をしています

コミュニケーションを大切に、心の距離が縮まる喜び

就職活動でも「コミュニケーション力」という言葉がよく聞かれます。しかし、それはけっしてテクニックのことではないと私は思っています。二度三度とお客様への訪問を繰り返し、丁寧に信頼関係を築いて心の距離を縮めていく、そこに喜びが感じられる。そのことを「コミュニケーション力」と呼ぶのだと思っています。

いわゆる「お願いセールス」になってはダメ。それでは自分本位で、お客様のためになっていません。先入観を持たずにいろいろな角度からいろいろなお話しをうかがい、お客様の困っていることやお客様自身も気づいていない課題に気づいて、最適な解決策を提案することが私の仕事です。

構えてヒアリングを行うのではなく、何気ない会話を重ねる中から課題解決につながることも多くあります。ある時、売上集金にうかがったときのこと、お客様が「今度、仕入れに結構なお金がかかるんだよね」とおっしゃいました。そこで、もしお役に立てればと融資のご提案をさせていただいたところ、お客様からは「その手があったか！」と、喜んでいただけました。

お客様が必要なときに必要なお金をご用意する。私のご提案が成約につながるということは、お客様の事業の成功につながるということです。こんな嬉しい仕事はないと思います。

事業性融資のご提案のはずが、第二の人生のお手伝いまで

そのお客様には事業性融資のご提案をさせていただく予定でした。ところが、お話しを進めるうち、「実は事業は縮小化したい。今は自分の老後が気がかり」とおっしゃいます。そこで私は投資信託のご提案に切り替えました。今はトータルリターンがプラスになり、お客様からは「老後を思い悩むことはない。毎日が楽しいんだ。小川さんが声をかけてくれたからだよ」とのお言葉をいただきました。私も一緒に嬉しい気持ちになっています。

お客様個人の人生に踏み込むご提案は、事業性融資とはまた違った責任を感じます。重い責任ではありますが、お客様の幸せな人生の役に立てるなら、これほどのやりがいもないと思っています。